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介入とはの巻 [エリカ先生] / 2008年10月26日(日)
かなり相場が動いていますが、こういう時に話題になってくるのが介入のお話。
この土日、いろいろな方のブログを拝見していたら、介入のお話がいろいろ出ていました。

ちなみに介入は「日銀の」と言いますが、実際には財務大臣が方法や金額などを決めて、日銀の実動部隊にお願いします。

日銀は金利は決めますが、為替の水準そのものを決める訳ではありません。

まずは介入のおさらいをしましょう。

「中央銀行の介入とは?」


急な為替相場の変動はその国の経済にとって深刻な影響を及ぼす事があります。

これを防ぐ為に日本の場合、日本銀行が、銀行の為替担当者や海外の中央銀行と密接な連絡を取り合い、為替相場の動向を把握、分析して財務省はその情報を元に財務大臣が必要と判断した場合に日本銀行に対して相場安定の為の市場介入を行うように指示を出します。


介入金額、対象通貨、介入手法も財務大臣によって決定されます。


介入に必要な資金は財務省が管轄する「外国為替資金特別会計」から捻出されます。実際の介入額については月末に財務省から発表される外国為替平衡操作の実施状況」で知ることが出来ます。

また介入は通常東京時間に実施されますが、必要がある場合は海外の中央銀行と共に介入を行ったり、そのマーケットが活発な時間帯の市場の中央銀行に頼んで介入をしてもらうなどします。(委託介入)。


協調介入以外の介入について資金はすべて「外国為替資金特別会計」が使われます。


1) ファンダメンタルズに合った為替市場の形成(実体経済へ悪影響を与えないため)
2) 政府の金融政策(円高政策・円安政策)の達成のため
3) 過度の円高・円安や相場の乱高下の防止(輸出入企業への配慮)


介入にはいくつかの種類があります。代表的なものは以下の三つです。


単独介入

政府(日本の場合は財務省)・中央銀行(日本の場合は日本銀行)が独自の判断で市場介入を行うこと。


委託介入

海外時間(ロンドン、ニューヨークなど東京以外が活発な時間帯)で、介入の必要性があった場合、海外の中央銀行に対して介入を委託すること。


協調介入

各国の通貨当局がお互いに緊密な連絡を取り合った上、同時、または断続的に複数の中央銀行が市場で介入を行うこと(一番効果があると言われています)。


協調介入は為替の動向に影響力を持つ主要国の中央銀行が介入するもので効果としては金額的にも方針をアピールする上でもどの介入よりも影響力があります。
一番大規模だったと言われる先進国カ国による1985年のプラザ合意後の市場介入以来協調介入が本格化しました。

日本銀行は財務大臣の代理人として介入を行いますがその際に実際に介入を行うのが金融市場局為替課で事務的な処理は国際局総務課が行います。

通常は日本銀行が市中銀行に委託して介入を行いますが、相場の動向によってはアナウンス効果を上げる為、日本銀行が直接マーケットに参加する事もあります。

 
Posted at 22:25 / エリカ先生 / この記事のURL
月曜日がちょっと心配 [エリカ先生] / 2008年10月24日(金)
本日は相変わらず、クロス円で円が買われやすい状況となり、結果的にストップロスを巻き込みながらドル/円が下落しています。(ユーロ円の場合:ユーロ/ドルでユーロ売りドル買い、ドル/円でドル売り円買いの操作)
ドル/円は95円前半、対円ではユーロ、カナダ、ポンド、スイスフランなどが大きく値を下げています。

ドル/円単独でもドルが売られ、クロス円で円が買われている状態で、ドル/円はなかなかうまく上昇するきっかけをつかめないでいます。

本日の株価の動向や要人発言なども気になりますが、来週の月曜日が怖いなあという状況です。

このところ嫌でも欧州圏内の経済への不安を感じる状態となっていますが、月曜日には10月IFO景況指数の発表があり、それまでに東京株式がうまく下値を固められないようであれば、「行ける所まで行ってみる」マーケットになりそうです。

昨日はNZドルが利下げをしたにも関わらず、それを評価されずに値を下げている状況です。

月曜日はNZが休場となっていますが、東京時間は普段よりやや参加者が少ない中で、先に述べたように株価の不安が募るようだと、本日のNY時間クローズから乖離したところで東京時間スタートともなりかねず注意が必要です。

いずれにしてもポンド円や、OZ円、キウイ円等お持ちの方は十分お気をつけください。





 
Posted at 15:47 / エリカ先生 / この記事のURL
ご注意ください [エリカ先生] / 2008年10月10日(金)
本日はワシントンでのG7(七カ国財務相・中央銀行総裁会議)を控えています。

金融機関への公的資金投入による資本増強策などが、話し合われると思われますが、月曜日のスタートは前日のクローズからかなり離れたレートとなる可能性があります。

マーケットが納得する打開策でなかった場合を、想像しただけでも怖いですね。

また東京(体育の日)、ニューヨーク(コロンブスデー)の市場が休場である事から、薄商いの中で大きく動く可能性もありえますので、十分ご注意ください。

では良い週末をお過ごしください。

 
Posted at 14:53 / エリカ先生 / この記事のURL
おせっかいですが [エリカ先生] / 2008年10月08日(水)
ついにドル円で100円割れ。

もちろん日経平均が大きく下げているのもありますが・・・。

ただ、かなり豪ドル・円、豪ドル・ドルでのロスカットが入っているようですね。
これらのかなりのロスカットは、個人投資家の方々のものではと推測されます。

これからロンドン勢が活発になってくると思いますが、欧州株式の流れによってはさらにドル円、クロス円が下がる可能性があるので、もしもポジションを持っておられる方は、どうぞお気をつけください。

くどいようですが自動ロスカット執行まで持つのは遅いです。

リベンジが図れるように、ぜひ間違っていると思ったポジションは潔くカットをお勧めしたいです。


 
Posted at 15:54 / エリカ先生 / この記事のURL
動いていますね・・・・。 [エリカ先生] / 2008年10月07日(火)
朝方枕もとに置いてあるアラーム代わりの携帯電話を、寝ぼけ眼で止めて、ついでにNY市場の相場を確認したのですが、あまりの状況にびっくりして飛び起きました。

米株式は一時前週末マイナス800ドルを超え、2004年10月以来の10000ドル割れ。
ドル円は4月以来の下値100円前半、ユーロ/ドルが1.34ドル半ば…NZ円が62円割れ、豪ドル円が70円前半、ポンド円が174円台などなど見ていくと溜息ばかりですが、まさにストップロスがストップロスを巻き込んでしまった感じだったでしょうね。

こうなると本当にどこまで行くか判りませんが、「正いのはマーケット」ですから、「ここらへんで止まるだろう」と言う人間の考えは間違える事があります。

ドル円に関して言うと、ちょっと怖いのが日中、100円割れすることなく102円台前半までつけているところです。

海外時間になってから、株式の動き等によっては「上がったところが売り場」ともなりかねませんので、慎重にしたいところです。

ついでの話をしましょう。

通常、証拠金取引のモニターを見ていると、必ず売り値、買い値が両方提示されています。
しかしながら、プロの市場である、インターバンクでは大きく動く時は「買い値なし売り値のみ」「売り値なし買い値のみ」が起こる事もあります。

例えば、何か事件があったときにポジションを持っていて、とにかく早く売りたい。
でもマーケットには売り値しかない、早く売らなければもっと下がってしまう…。
しかも売り値がどんどん下がってくる…。

何せ最低取引金額が100万ドルですから、1銭違うと1万円違ってきます。
もちろん通常、500万ドルから1000万ドル単位での取引ですから、ちょっと動いただけでもかなりの増減が出てきます。

そんな時に買い値が出て来ない…。
損が瞬く間に広がる。
と言うか、現時点での為替レートさえ分からない。
すごい恐怖です。

外国為替市場は取引所がないので、いろいろな人に取引レートを聞いてみるけれど、そういう時は実勢レートが把握できないのでそれぞれがめちゃくちゃ。
為替ブローカー各社のレートもバラバラ。下手をすると売り値と買い値の差が1円以上開いている事さえあります。

そういう時どうするか?
目をつむって出てきた買い値で売ります。
それがどんなレートであっても。

そうしないともっとやられるかもしれない…と言う事です。
大体の場合はその後相場が戻ってきますが、それはそれで、「損がこれだけで済んで良かったと思え。」と上司から言われました。
そういう観点からみると、むしろ「売り値と買い値」が両方セットで常に出されているのはすごいことだと思います。

何が言いたいか?
繰り返しになりますが「正いのはマーケット」です。
プロのディーラーだって底値はわかりません。
どうも違うなあと思ったら、素直に損切り撤退しましょう。
損切りはシートベルトです。
自動ロスカットまで待つのは遅すぎです。
また好きなパターンの時にマーケットに戻るためのロスカットだと思って潔くいきましょう。

明日はもうちょっと気持ち良く目覚めたいところです。

 
Posted at 12:48 / エリカ先生 / この記事のURL
ご挨拶☆[中里エリカ] / 2008年10月03日(金)
初めまして。中里です。
どうぞよろしくお願い致します。

さて今日はFXにとってもビッグイベントになる「米雇用統計」発表の日ですね。

このところドル円は上がってきても、107円台にうまく乗り切れないところで、かなりドルが傷んでいるなあと感じます。

その一方で9月30日の金融安定化法案が下院で否決され、マーケットの不安が広がり前日比-777.68と史上最大の下げ幅で終了したのにも関わらず、ドル/円が9月16日につけた103円50銭近辺を大きく割り込まず、比較的あっさりと106円近辺に戻ってきた事は評価出来ます。

これにはもちろん、欧州圏内での金融不安が実感となって広がり、更にはFRBに比べると判断が遅いECBの対応の不安がユーロを弱らせていると言う事も理由かと思われますが、昨日の一週間の米失業保険申請者件数で事前予想47.5万人のところ49.7万人、米8月製造業受注指数前月比が事前予想-3.0%のところ-4.0%と発表されると、ドルは敏感に売られている事からまだまだ油断は禁物で、今日の結果次第で再び下値トライがあり得る状態かと思われます。

そうした場合、ストップロスを巻き込みながらもどんどん動いてしまうので厄介です。
一方で良い結果が出たからと言って、今後すんなりと107円台に乗り続けるほどのドルの回復力は考えられません。

さて、余談ですが雇用統計の時はもちろん、各種重要経済指標発表の時、ディーラーは夕方くらいまでにポジションを綺麗にして、発表がある9時半(夏時間)位まで「中抜け」で外に食事をしに行ったり、来るべき時間に備えて寝ていたりしていました。
ほとんど発表までレートは動かないので、9時ころになると一杯どこかで引っ掛けてきた人は、ご機嫌な状態でディーリングルームに戻ってきて、周りから「”らりるれろ”は言えるか?」とかちょっかいをだされたりで、緊張を解きほぐすかのような和やかな一瞬を迎えます。

しかし、発表5分前からこうした酔いは吹っ飛ぶようで、指標の発表がある頃には皆普通の姿に戻るので不思議です。

一般投資家の方の中には、指標前にあえてポジションを持つことも多いようですが、ちょっと一息して指標が出てから…と言うのもリスク管理の面からもお勧めしたいです。

今でこそ雇用統計がビッグイベントですが、「双子の赤字」などが問題になっていたその昔は雇用統計よりも貿易収支がビッグイベントでした。
マーケットは常に進化し続けているのですね。

では良い週末をお過ごし下さい。
それにしてもなんだか緊張します。このブログ…。

中里エリカ

 
Posted at 10:47 / エリカ先生 / この記事のURL

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