佐々木梨絵さん
おはようございます。
先週木曜日の動きを説明します。
ECBトリシェ総裁は事前に小幅利上げを繰り返し示唆されていました。
市場参加者は理事会前にユーロロング(買い持ち)ポジションを大量に抱えて
結果を待ちました。予想通り0.25%の利上げです。
焦点は、記者会見トリシェ総裁が追加利上げをするかどうかのニュアンスに
掛っていました。結果は なしです。 ポールソン米財務長官が直前に
トリシェ総裁と会談していることが、憶測を呼びました。ドル安を引き起こさない
ために、これ以上の追加利上げをしないと。多分に政治的意図があったようです。
市場参加者は一斉にユーロ売り/ドル買いの利食いに走りました。
米雇用統計では、民間会社の直前の数字が悪かったために、予想通りの
発表で意外と悪くはないと判断して、ドル買い/ユーロ売りに拍車を掛けました。
現在は1.5700を挟んで様子見のようです。米国金融当局者の強いドル支持と
米経済ファンダメンタルズとも駆け引きです。また、今日あたりから、トリシェ総裁が
再びインフレスパイラルのリスクが続いているとして、金融引き締めスタンスを
続けています。
現在は中立のどちらへの動く可能性があります。
それでは。
水谷